これからは、「自分の底に隠れていた能力を自分で発見し、磨き、それによって他者に貢献し、生活の糧と生きる喜びを得る」、そういう時代がやってきます。
こうした時代には、私たち一人ひとりが希望と目標を持ち、知識を広め、それらをさまざまな感動の体験によって血肉にしていく、そういう意味での「独立して生きる力」を養うことが大切になります。
他方、地域や世代、民族や国家、宗教間の軋轢、また生命、安全、環境の問題など、これからの時代には、前の時代にも増して、人々の利害が直接からむ課題がたくさん現れてきます。こうした時代には、他者の痛みを感じ、他者の思考を理解し、自分の思いを伝えながら、信頼関係を見出していく「協力して生きる力」を、多くの体験を通して養うことが大切になります。
「独立して生きる力」と「協力して生きる力」を、さまざまな感動の体験を通して身につけていくことができる、そういうこころを育むことが大事だと考えています。 |