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張 富士夫

私は「もっと人の良い点を見るようにしよう」「そしてほめる習慣を世の中に根づかせよう」と言いたい。日本は決してダメな国でもないし将来が暗い国でもない。それどころか世界一安全な国で外国から羨しがられている。ところが悪い点ばかりがニュースになって、もうこの国は将来がない、大変な世の中になってしまったなどと思う人がかなりいる。

  張 富士夫  
     
 

しかし悪いニュースの何十倍もすばらしい現実がある。ただ皆それを知らないか、見過ごしているだけだと思う。だから家庭でも学校でも地域でも、もっと良いことを認め、ほめないといけない。

人の心もやさしさから意地悪さの間でゆれ動く。組織体も良いこともやれば失敗もする。良いことをやった時、他から認められ、ほめられ手本にされると、人は皆やる気を起こしさらに頑張るものである。

教育については特に「ここにこんなすばらしい学校がありますよ」「先生たちがこんなに努力して成果を上げてますよ」「子供たちがこんな立派なことをやってくれました」など良い点をとり上げて皆に紹介し、ほめて広めることが大切である。

今はクリスマスシーズン。今頃アメリカの各都市ではクリスマスディナーのバンケットが盛大に開かれ、席上今年一年恵まれない人々に一所懸命つくした名も無い人が表彰され皆の祝福をうけていることだろう。